施工実績例
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2021年1月
ひむか変電所500kV引出工事のうち、500kV引留鉄構の組立を行いました。
九州北部と南部を結ぶ 500kV系統の2ルート化を図るため、ひむかssに東九州ss向け500kV引出設備を新設する工事を行っています。 2021年1月、30名を超える当社社員がひむかssへ集結しました。厳寒の中、220tクレーンを2台使用した500kV引留鉄構組立を無事完了させることが出来ました。 今後、500kV機器据付などの本格的な電気工事に入ります。引き続き安全第一に工事を進め、2022年3月の運開を目指して進めてまいります。
1枚目の写真は地上約35mの場所で作業をしている所の写真です。
クレーンで鉄構を組み立てた直後はボルトが完全に締められていないため、全体を組み立てた後にボルト1本1本を既定の強さで締め付けている様子です。この鉄構には、約1万本のボルトが使われていますが、一つの緩みも見落とさないようお互いに確認しながら締め付けを行っていきます。 ボルトを締め付けた後は、ナットの緩み止め金具(HSE)をつけていきます。
2枚目の写真は地上約50mの最頂部付近で作業をしている所の写真です。
鉄構の組立てやメンテナンスにおける鉄構昇降時の安全装置として、鉄構の柱にハイレール(墜落防止用レール)を取り付けています。高所での作業となるため、安全帯を着用して絶対に墜落することが無いよう対策をしています。
3枚目の写真は引留鉄構の写真で、この引留鉄構は、ひむか変電所につながる送電線を引き留める役割をしています。
引留鉄構には、送電線を引っ張って留める(固定する)とても大きな力がかかるため、鉄構の基礎は地中15mほどの深さまで埋められています。今回増設した部分の鉄構の重さは、なんと約100t!!高さは50mにもなります。 引留鉄構から出た送電線は約124km先の東九州変電所(大分県)までつながり、小丸川発電所で作られた500kVの電気を送り出す設備となります。
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